猫だより

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2004年12月12日

■装飾品の悩み

猫のいる家はたいていどこもそうだと思うが、うっかりそのへんにものを飾っておくことができない。猫が落としたり壊したりするからだ。

たとえば、本棚の上に人形を飾っておいたとする。

お人形

その部屋から「うねーん!うねーん!」というマーボの高らかな鳴き声が聞こえてくるので、見に行くと、髪をガジガジ噛まれたあげく落っことされたらしい人形が無残に床に転がっており、本棚の上からはマーボが悪魔のような微笑みを浮かべてこちらを見下ろしているというわけだ。

ホワイトデビルマーボ

あるいは、玄関の棚に赤ベコを飾っておいたとする。

赤ベコ

玄関で何やらチリンチリン、ガチャッ、カサカサカサとかいう音がするので、見に行くと、赤ベコが床に転がっており、悪事を働いたユズが身を低くしてサササササーッと逃げていくというわけだ。

何かと執着心の強い猫、ユズ

そんなわけで結局、装飾品はクローゼットの中にしまいこんでいる。ワル猫ズにはつける薬がない。


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