猫だより

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2005年3月26日

■なぜユズはこんなにかわいくなったのか

ユズ

最近ユズはまたいちだんとかわいくなった。

多くの場合、猫というものは、子猫のときが最上級で愛らしく、そのあと大人になると(飼い主にとっては依然として非常にかわいい存在ではあるものの客観的には)中程度のかわいさに落ち着くものだと思う。だがユズは、子猫のとき、飼い主の我々の目から見てもあまりかわいくなかった。

いつもしょぼしょぼとしょぼくれた顔をしており、細い目には常に黒い目やにをつけていて、鼻の穴の周辺も黒く、強烈なオナラをし、良質とはいえないウンPを量産していた(もっともこれらはユズのせいではなく、たぶんごく幼いころに猫風邪か何かにかかったせいだろうとは思うが)。今だから正直に言うが、360度文句なしに愛らしいマーボに対し「この猫(ユズ)を今後かわいいと思えなかったらどうしよう …」とと真剣に話し合ったりもしたものだ。

しかしそれは杞憂だった。ユズは今ではすっかりかわいくなって、「ユズリーナ」とか「リーナ」とか「チェクチーダイナマイト」とか呼ばれており、おもちゃを追いかけ回してはその魅力的なお尻で我々をノックダウンしてくれる。

マーボを下にしいて寝ようとするユズ

ユズは優しい目をしている(ような気がする)

日なたで伸びて昼寝

しかしどんなにかわいくなったとはいえ、これがユズの最上級ではないはずなので、今後も成長を見守りたいと思う。私の予想によれば、今後はさらに目がパッチリし、毛もフサフサになってくるはずである。


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