猫だより

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2005年5月10日

■ドアに乗るマーボ

マーボはとても愛らしいので、「ラブリーマーボ」と呼ばれている。いずれ「デブリーマーボ」になるのではないかと懸念もされている。ゆうに5キロはあるからな。

しかしマーボはいまのところ太っちょ猫ではないと思う。その証拠に、マーボはドアの上に飛び乗ることができるのだ。もっとも床→洗面台という行程を経てからだけど。

ドアに飛び乗ったマーボ

ドアの上を歩くにはバランス感覚が大事

壁に頭コツーン

どうやって降りようか考えているようだ

ドアはゆらゆらして不安定なので、ここに乗ったマーボは非常に危なっかしく見える。でもマーボはもう何回も乗っているので慣れたものだ。最初に乗ったときは、私など「おいおいだいじょうぶかよ〜」と下でオロオロしてしまったっけ。

ドアに飛び乗る前、マーボは必ず「なおーん、なおーん」と高らかに宣言する。高いところに乗った自分を人間に見てもらって悦に入りたいのだろうか。

マーボはドアだけでなく、洗面台の鏡の上にも飛び乗ることがある。こちらのほうが実は難易度は高い。飛び乗る場所に奥行きがないため、前足で鏡の上の水平面をガッととらえたあと、後ろ足で垂直面を蹴ってよじ登らなければならないのだが、垂直面が鏡であるためツメが引っかからずにツルツルすべるのである。現に、後ろ足をすべらせて、前足だけで鏡の前にだらーんとぶら下がったあと、洗面台に落ちるマーボを2回、目撃している。そんな危ない目にあってもチャレンジ精神を失わないマーボは見上げたものだが、ケガだけはしないでほしいものだ。

今度は鏡の上に乗った

鏡の上のマーボを下から見上げるユズ

ユズはマーボと違って、あまり危険な冒険はしない。こういうのは、男の子と女の子の差なのだろうか。あるいは単に、性格の違いなのかもしれないけど。


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