猫だより

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2008年8月12日

■チビヒヨ騒動

ある朝、マーボが窓辺でニャーニャー騒いでいた。見ると、ベランダのエアコン室外機の上に小さな鳥がいる。

これはヒヨドリのひなですね

朝からヒヨドリがピーピー!ピーピー!と大騒ぎしていたのはこのせいだったのか。親鳥がひなを探していたんだな。

窓越しにチビヒヨを見つめるマーボ

このあと親鳥に励まされて、チビヒヨはいったん飛び立ったらしい。しかしまもなく、窓ガラスでボテンという音がして、再びピーピー!ピーピー!という大騒ぎ。見ると、窓際にチビヒヨが落ちていた。

窓際にチビヒヨ

親鳥は向かいの家の屋根でピーピー鳴いたり、ベランダまで飛んで来てホバリングしながらピーピー鳴いたりして、もう必死だ。マーボはおとなしいチビヒヨよりも、大騒ぎの親鳥が気になっている。

親鳥を見つめるマーボ(矢印はチビヒヨ)

ユズもヒヨドリが気になっているが、ちょっと怖じ気づいているので、遠くからフンフンと匂いをかいでいる。

網戸越しに匂いをかぐユズ。そんなんで何かわかるのか?

凛々しい顔つきに見えるが、本当はちょっとビビっているのだ

チビヒヨはじっとしている

親鳥を目で追うマーボ

大騒ぎのヒヨドリを並んで眺める猫たち

このあとチビヒヨは親鳥に励まされて再び飛び立ったらしい。ちょっとどんくさいチビヒヨだったけど、無事成長できるかな。まあ、野生生物をあんまり知らないうちの猫たちにとっては、ちょっとしたイベントだったろう。


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