猫だより

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2008年10月5日

■窓際で高らかに鳴くマーボ(&耳ペタユズ)

「3行日記」のほうにも書いたが、マーボは自分と人間との間が扉などによって遮断されると、「なーん! なーん!」と高らかに抗議する。

まあ正直、抗議行動なのかどうかはよくわからないが、とにかく鳴いて自分の存在をアピールするのである。

たとえば人間がベランダに出たとき。うちでは、猫をベランダに出さないようにしているし、猫も別に出ようとはしない。しかしマーボはベランダに出た人間を追って窓際に駆けつけ、外にいる人間に向かって「なーん! なーん!」と鳴いて何かを訴えるのだ。

ベランダに出た私を追ってマーボがやってきた(窓の外から撮っています)

「なーん!」と鳴いて何かを訴えるマーボ(窓の外から撮っています)

そして人間が窓を開けて再び室内に戻ると、マーボは足もとスリスリして人間の帰還を歓迎するというわけだ。そういうところがマーボはかわいいな。

一方ユズは、どこかに閉じ込められてしまったような場合でも、自分の居場所を鳴いて知らせるとか、そういう類のアピールをすることがない。たとえば、うちでは外出前に猫の居場所を確認するようにしているのだが、たまにユズが見当たらないことがある。「ゆーちゃん、ゆーちゃん」と呼ぶが返事はない。で、どこかの部屋のドアを開けると、ドアのすぐ向こうでじっと辛抱強く待っていたらしいユズが、テテテ … と出てくるというわけだ。

ユズは、扉が開くというのは自然現象の一部として認識しているのだろうか。人間に扉を開けてもらうという発想がまるでないのである。

さて最後はそんな人間不信なユズの写真。

浴槽の中で耳を倒すユズ

この日ユズはマーボと洗面所付近で遊んでいたが、が歯磨きをするために洗面所に入ってきたところ、逃げそびれて浴室の奥のほうに追い詰められてしまった。ユズは夫に追い詰められると耳を倒してしまうのである(「耳ペッタンコのユズ子ちゃん」「おびえるユズ」「久々に耳ペタユズ」も参照のこと)。

夫がいなくなったら耳がもとに戻った

夫がマーボを追いかけてその場から離れたため、ユズの耳はもとに戻った。ただ、まだ警戒モードで、目つきには不信がこもっている。まあ、ユズはたいていいつもそういう顔だけど … w


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