猫だより

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2009年11月9日

■乗っ取られたマーボ

普段はマーボにいじめられることも多いユズだが、ああ見えてなかなか、したたかだ。というか、天然のずうずうしさを持っているのである。

あるときマーボがかごで寝ていると、ユズが近寄ってきた。この日は寒かったので、ユズはおそらくマーボの体温目当てでやってきたのだろう。

ユズ、マーボの背中をペロペロ

ペロペロは、自分は相手に敵意を持っていない、という意思表示のようである。

マーボの上に乗りかかるユズ

ひとしきりペロペロした後、マーボを踏みつけにしてかごに入ろうとするユズ。マーボは気持ちよく寝ていたので、まだ寝ぼけているようだ。

ユズ、マーボの頭をペロペロ

ユズはマーボに乗りかかりながらなおもペロペロして、自分は相手に敵意を持っていない、という意思表示を続ける。

ユズの下でもがくマーボ

乗りかかられたマーボは抵抗を試みるが、ユズの胴体で動きが封じられている。

おかまいなしに、マーボの上で丸くなろうとするユズ

ついにマーボは逃げ出した

かごはユズのものに

追い出されたマーボ

マーボは寝起きなので、事態をよく把握できていないようだ。

ユズはかごでスヤスヤ

納得のいかないマーボ

だんだん頭のはっきりしてきたマーボは、自分がかごを乗っ取られたことに気づいたらしい。

マーボ「オイコラ、そこどかんかい」 ユズ「? なんでちゅ」

復讐心に燃えるマーボはかごを奪い返そうとユズを攻撃。

襲いかかるマーボ! しかしユズのパンチ

ユズのキック

結局、ユズの重いお尻をかごから動かすことはできなかった。

ついにあきらめたマーボ

というわけで、ものを奪うのに正攻法で行こうとするマーボは、ユズのしたたかさには敵わないのだった。


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