猫だより

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2012年7月30日

■ユズの不思議なアルゴリズム

子猫のころは生活のリズムをなかなかつかむことができず、マボ兄さんにくっついて歩いてばかりいたユズだが、今ではすっかりマイペースで単独行動をしている。どうやらこの家におけるほぼすべての傾向と対策をつかんだらしい。

その傾向と対策とは …。

  • 原則1:私の気配を感じると(声や物音でわかる)、どこかから出てきて「毛をすけ」と要求する。
  • 原則2:と目が合うと逃げる。

毛をすいてもらうユズ

原則の順番は上記のとおりなはずだが、脅威をより重視するユズは、鳴いて私の注意を引こうとすることでむしろ夫の注意を引きつけてしまい、追いかけられてだっこされるという危険性を完全に認識して以来、夫が(タバコを吸いに)ベランダへ出るのをきっかけに、私のところへやってきて「毛をすけ」と要求するようになった。私に要求するくせに、行動の基準が夫だってどういうこと!

上記の原則には重要な修正規則がある。

  • 原則2の修正規則:食べ物がからむときは、この限りでない。

特に、夫が(コーヒーを入れるなどの目的で)キッチンに立つと、ユズにとって突然夫は脅威の対象ではなくなるらしい。キッチンの入り口までやってきて、かわいらしい声で「アーン」と鳴き、おかかやその他、スペシャルなものをおねだりするのである。そのおねだりはほぼすべての場合において功を奏する。

夫を一途に見つめて訴えかけるユズ

このときのユズの顔がかわいいのでぜひ写真に撮りたいのだが、正面に回って撮ろうとするとブスッとした顔になって逃げてしまうのだ。

この日はコーヒーミルクの残りをもらった

そんなわけで今日は不可思議なユズの行動基準(我々は「ゆーちゃんアルゴリズム」と呼んでいる)の一部を紹介しました。ほかにもいろいろ細則があるみたいだけど …。


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