猫だより

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2017年9月26日

■老猫マーボの日々

マーボはすっかり痩せてしまった。抱き上げると驚くほど軽い。食欲はあって、1日じゅう、機会さえあれば常にごはんをねだっている。

ごはんスペースから飼い主をガン見

マーボは焼きささみがお気に入りだ。ささみをグラタン皿にのせてオーブントースターで3分ほど加熱+余熱で火を通し、ほどほどに冷めたらほぐしてお給仕。これがよほどおいしいのか、あるいは食べたことをすぐに忘れるのか、はたまた満腹中枢が壊れているのか。本当に食べ物をひっきりなしに要求してくるのだ。年をとるってこういうことかな。

夏のあいだは浴室に常駐していた

ここで寝ているときはマーボもおとなしい。だが時折、浴室から「なおーん、なおーん、うげあー」とマーボのぐずり声が聞こえてくる。

たいていは意味もなくぐずっているので、「マーボどうしたの」と声をかけると鳴きやむ。しかしこんなときもある。

浴槽から出られなくなったマーボ

浴槽(←水は抜いてある)に入ったはいいが、乗り越えなければならない高さが方向によって違うため、出られなくなったようだ。運動能力がすこぶる低下したので、普通の猫ならなんちゃーないことがマーボにはできない。

それでもいっとき具合の悪かった頃に比べれば、ずっとマシかな。

食卓テーブルに乗ってごはんの催促

人間がマーボを無視しているとついにはここに乗る。そして降りられなくなるのだ。

もっとも、ごはんの気配を感じ取ると突然動きが良くなるという観察例もある。こないだなんて、キッチンでささみを出そうとしたら、テーブルの上のマーボがスタッと床に飛び降り軽快に走り寄ってきましたからね。

ガン見ふたたび

おじいさんになったマーボは目、鼻、口のまわりに汚れが目立つ。どうにも写真映えしないけど、年をとるってこういうことなんだよね …。


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