猫だより

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2022年11月23日

■コムギ血尿事件

コムギの排尿に問題が生じたので病院に連れていった。

その日の朝、コムギはいつものようにあちこちにスプレーしていたようだが、量があまりにも少なかった。一箇所に3滴とかそこら。

で、見ていると、しばしばトイレ等で排尿の姿勢をとるものの、オシッコが出ていない、あるいはちょっとしか出ていない。しまいには血尿っぽいのも出た。

いつもの動物病院で、尿の検査をしてもらう。細菌や結石のカケラのようなものは検出されず、膀胱炎、尿路結石ではなさそう。どうやらストレス性のものらしい。

コムギにスプレーをやめさせようと、ケージに入れたりしていたのが良くなかったのか …; ケージ作戦は失敗だ。

いちおうお薬(止血と炎症止め)も出たが、ストレスということなので、一番の治療法は「とにかくかわいがること」。新参猫が来ていじけているかもしれないコムギを、これでもかとかわいがってやらなければならない。

正直、延々スプレーしまくるコムギがだんだん憎ったらしくなっていたけど、具合が悪くなっちゃったら可哀想。今は、夫婦二人でコムギをチヤホヤしている。

なお、結石の可能性もゼロではないので、経過観察が必要だ。

ケージ「コムギちゃんのおうち」は、猫たちのワンダールームに

Mズの寝床

プーちゃんの大冒険

しかしストレスをかけない、ということは、コムギの自由なスプレー活動を妨げてはいけない、ということか? これは困った。

猫のスプレーについて検索すると、「雄猫は去勢手術をすれば9割はスプレーしなくなる」などと書かれている記事に出会うことがある。じゃあ、1割はスプレーし続けるってこと? これって相当な割合じゃないか。それじゃもはや室内飼いのペットとして成り立たないんじゃないか? コムギみたいな猫はそんな多くないと思うんだけど …。

ちなみに雌でもスプレーする猫はいるらしい。実際、マメ子はうちの庭でスプレーしている。こないだなんて猫庭のコムギからもよく見える場所でスプレーしてて、ケンカ売ってるのかと思った。こういう環境がコムギに良くないのかなあ。

動物病院の先生に教えてもらったYouTubeの談話(この動画の50分くらいから)によれば、スプレー対策は、当該の猫を「とにかくかわいがること」。

つまりコムギは、とにかくかわいがってやらないといけない猫らしい。まあ、猫なんて、いれば即かわいがられる対象なはずだし、コムギだって基本かわいがられてると思うんだけどな。なかなかうまくいかないね。

あんまりスプレーひどいと、しまいにはオムツつけるぞコムギ


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