マーボはうちに来たときは小さくて顔もはつかねずみのようだったが、最近ではふっくらフワフワして猫らしくなった。もしいまマーボに出会ったのなら、きっと「フクちゃん」という名前にしただろう。そんでもってもっと育ったら「大福」だ。
うちに来てしばらくしたころのマーボ
マーボがどこでどう生まれたかはわからないけど、マーボは白猫なので、両親のうち少なくともどちらか一方は白猫なはずだ。毛がやや長めなため最初は洋猫の血が混ざっているのかなと思っていたが、動物病院でもらった診断書には「日本猫」と書かれているので、マーボはきっと典型的な日本猫の容貌なのだろう。ネットをいろいろ見て回ったところ、マーボにソックリな猫をけっこう見つけた。意外とありふれた猫だったのだ。頭のチャームポイントも、実はよくある模様らしい。でも我々にとってマーボはスペシャルである。
本名 | マーブル(marble) |
愛称 | マーボ |
性別 | ♂ |
誕生日 | 2003年10月ごろ |
種類・色・特徴 | 日本猫、白。目はゴールド。しっぽは長い。 |
出生の謎 | マーボの出生は不明だが、ノミや虫がおらず健康状態も良かったことから見て、飼い猫だったと思う。人間を信頼する素直な性格からすると、けっこう育ちが良いのではないかとも思う。だから、マーボは実は猫族の王子として生まれたが、彼に世継ぎの座を奪われるのではないかと懸念した異腹の兄猫とそれをあおった猫大臣の陰謀によって幼い身の上で王家から追放されたとか、あるいは玉のような男の子を生んだ王妃である妹猫を妬んだ姉猫2匹が子猫をネズミとすりかえて、子猫は小学校の前に捨てたとか、そういう可能性も否定することはできない。だが何がどうであれ、マーボがうちに来るまで猫用トイレの使い方をまったく知らなかったというのは解せない事実である。 |
好きなもの (こと) | 与えたエサは何でもよく食べる。食べ物以外では、人間のひざ、ユズ、ひも、キッチンカウンターの上に乗って人間に怒られること、他。 |
こわいもの (こと) | 1. 掃除機。掃除機をセットするとダッシュしていちばん遠い部屋に逃げ込む。 2. 来客。ピンポーンとチャイムが鳴るとダッシュしてどこかに逃げ込む。ただし女性のお客は好きなようだ。 |
ユズとの関係 | エサの時間、先に自分の皿の分を食べ終わったユズがマーボの皿に近づいてきて、前足でマーボの頭を押しのけ自分の頭を割り込ませてエサを横取りしようとすると、マーボはユズに場所を譲ってしまう。このあたりが二人の関係を象徴しているように思う。 |
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