私がよく知っていると言える猫は、マーボ、ユズ、そして以前数回あずかったことのあるジャムの3匹だが、この3匹を見ているだけでも、猫も性格によっていろいろ違うものだなあと思う。そこで今回は、それらの違いについて表をつくってみた(もっともジャムについては我々が飼い主なわけではないので、飼い主に対しては違う面も見せるのかもしれない)。
| ジャム
| マーボ
| ユズ
|
まず、性質を一言で表現すると | 女王様 | きかんぼう | ヘンテコ |
チャイムが鳴ると | ダッシュして玄関にかけつける | ダッシュしていちばん奥の部屋に逃げ込む | その場に立ちすくみ、一方の前足をやや浮かせて固まる |
お客が入ってくると | 彼または彼女にとりあえずにおいをつけにいく | 平常に戻る(ただしお客が、体格や声が大きくなく、かつ巨大な荷物を持っていない場合) | 押入れまたはソファの下に隠れる |
人間が外出から帰ってくると | 扉が開いたスキを狙って脱出を試みる
| 出迎えにきて足もとでスリスリする
| 基本的に無関心。ただしおなかがすいていると出迎えにくる
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頭をなでてやろうとすると | なでられることを許す。またはなでようとした手に噛みつく | 気持ちよさそうになでられる | 首を亀のようにすくめ、身を低くし、最終的にはその場でコロンと転がる |
肉球に触ると | 噛みつく。または引っ掻く
| 無抵抗
| 足を引っ込めようとする
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顔を近づけると | (危険なので顔を近づけたことはない) | 人間の鼻に自分の鼻をツンとくっつける | 耳をやや後ろに倒しながら人間の鼻に自分の鼻を近づけてフンフンとにおいをかぐ |
最後に、人間に自分をアピールする方法 | 人間の視線の先に座り込む | 声高になおーん! なおーん!と鳴き、うんと高い場所、または乗ったら必ず怒られるであろう場所に飛び乗る | ウキャウキャと言いながら人間にまとわりつき、人間の足もとでコロンと転がる |
↑そのときの主張(推定) | 自分を見ろ | もっとマーボをかまえ | 遊んでー ナデナデしてー 毛ーすいてー |