2005年7月17日
猫たちのためにソリをつくってやった。ソリ、と言っても、段ボール箱にヒモをつけただけのものだが …。 ソリに乗るマーボ そもそものきっかけは、ワル猫マーボだった。あるとき仕事部屋を閉めようとすると、マーボがいつものようにドアをすり抜けて部屋の中に駆け込んでしまった。マーボはこうやって、閉め切ろうとする部屋に立てこもり、人間を困らせるのが大好きなのである。私がマーボをつかまえようとすると、おバカなマーボは部屋の隅に逃げ込んで、壁にたてかけてあった段ボール箱に頭を突っ込んだ。私が段ボール箱を上に向けると、マーボはそのまま箱の中に入ってしまった。そこで私がズルズルと箱を引きずって、マーボを箱ごと部屋の外に出したのだが、このときマーボがキョトンとしていたのが面白かったので、箱を引っ張りやすいようにヒモをつけてみたというわけ。 ソリを引っ張る夫と引っ張られるマーボ マーボのキョトンとした顔がおもしろい ソリを引いてやると、マーボは神妙な顔で引きずられている。自分が何もしないのに景色が動くのが不思議なのだろうか。 次はユズが箱に入ったので、ユズのことも引っ張ってやった。ユズも神妙な顔で引きずられている。 ソリに乗るユズ 引っ張られるがままのユズと近寄ってきたマーボ 猫たちの表情は読み取れないが、別にソリから降りようとしないので、たぶん喜んでいるのだろうと勝手に解釈している。 |