2005年8月25日
というようにマーボは夫のことが大好きだ。なぜマーボは夫がこんなに好きなのだろう?
マーボはおもちゃで遊んでいるときも、そのおもちゃをいったんユズにとられるとすっかり興味を失うのである(いや別に私がおもちゃ並みだと言うつもりはないが)。 だがこんな残り物みたいな理由で夫が納得するはずがない。彼の主張はこうだ。
この態度というのは、、、たとえばマーボが夫の足もとにあるゴミ箱に頭を突っ込んで中をガサゴソ探っていたとしよう。すると夫は、マーボの首根っこをつかんでゴミ箱から引きずり出し、逃げようとするマーボのしっぽの付け根をつかみ、頭を押さえつけ、「マーボお前いま悪いことしただろう〜」と、両前足をつかんでマーボを後ろ足で立たせ、マーボが「ウギャァ」と言うまでそのポーズをとらせ続けるのだ。彼の見解では、「マーボは乱暴に扱われるのが好き」なのだ。 ゴミ箱あさりをしてつかまったマーボ … 乱暴に扱われるのが好きかどうかはともかく、マーボはたしかに叱られるのが好きだという気はしないでもない。私がキッチンで食事のしたくをしているとき、マーボは私の目の前で、乗ってはいけないテーブルの上に乗り、こちらを振り向いてこれ見よがしに「なあーん」と鳴くのである。「こらマーボ!」と叫んで私がマーボをつかまえようとすると、マーボは部屋中を駆け回り、私の横をすり抜けて廊下をダーッと走ってパット練習部屋に逃げ込む。部屋の隅で私がついにマーボをつかまえて抱き上げると、マーボはうれしそうに私の顔に自分の顔をスリスリするというわけだ。 まあ、叱られているときのマーボは人間から最大の注目を浴びているからな …。マーボってなんか子供みたいだよな。 |