2013年8月20日
作戦を考えた。 チャッピーの見ている前で、マーボを盛大にかわいがる。「マーボは白くて大きくてかわいいね!」と褒めたたえる。マーボがチャッピーに鼻ツン挨拶したときも、チャッピーに向かって「ウー」とうなったときも、チャッピーを猫パンチで撃退したときも、マーボをナデナデして「えらいぞマーボ」とほめる。(チャッピーのことはその後別室でかわいがる。) ユズもストレスを溜めているだろうから、なぐさめてやりたいが、ユズは人間にベタベタかわいがられたい猫ではないので、別方式だ。まず、できるだけ機会を作って毛を念入りにすいてやる。チャッピーがあんまりしつこくユズにからんだら、チャッピーの頭を押さえつけて飛びかかるのを阻止し、人間がユズの味方であることをユズに示す。(チャッピーのことはその後別室でかわいがる。) 最初は猫どうしに任せておけばいいかなと思っていたが、チャッピーがあまりにも元気すぎるから、大人猫たちのストレスが心配だ。 玄関でマーボを狙うチャッピー 箱の外でマーボを狙うチャッピー ほほえましく思って見ていたけど、このようなチャッピーの子猫っぽい攻撃性は、大人猫にとって「慣れる」というものではなく、むしろ「神経をすり減らす」類のものかもしれない。 猫タワーのてっぺんに追いやられたユズ ユズの「シャー」は迫力不足でチャッピーにほとんどまったく通じず、ユズは苦労している。 ところで、複数の部屋があるなら猫を別室に分けて生活させるなど簡単だと思われるかもしれない。 でも人懐っこい猫を一室に閉じ込めるのは私にとって難しい。チャッピーは閉じ込められると、「ピャーン、ピャーン」と悲しげに鳴く。最近ではこの鳴き方にだんだん磨きがかかって、「ピャァァーン、ピャァァーン」と悲痛極まりない声で鳴く。それで私が「なんだなんだ、どっかから落ちて足の骨にヒビでも入ったのか!」と見に行くと、開けた戸の隙間からチャッピーが弾丸のように飛び出してくるというわけ。 できるだけそれぞれの部屋に人間を配置したいが、いつもそういう具合にはいかないからな …。 |