2022年11月1日
そんなわけで、あちこちにスプレーしまくるコムギをケージに入れようと思いついた。 猫庭のコムギちゃん 考えてみれば、コムギを拾った後、コムギがトイレを適切に使えないことが判明した時点で、トイレトレーニングのためにケージに入れたほうがよかったかもしれない。しかし私には、猫をケージ飼いするという発想がなかった。 ちなみに猫の会では、猫の里親になる条件として「ケージを用意する」というのが必須になっている。引き渡し後、猫に逃げられてしまう事例がけっこうあるのだそうだ。苦労して保護しあれこれ世話を焼いた猫をあっさり逃がされてしまうのは、相手に悪気がなくても、残念極まりない事態だ。だから里親さん宅で当面は猫をケージに入れてもらう。 それにしても、猫をケージに入れるのは「猫がその家に馴染むまで」であり、その後ケージは必要なくなって、たたんでしまうか売るかするものだと、私は思っていた。しかし昨今ではそのままケージを使い続ける家もあるらしい。 使い方はいろいろで、猫の安心できる寝場所にしてやったり、人間の就寝時や外出時に事故防止で入れたり。その都度便利に利用するようだ。風邪引いた猫を分けるとか。 「猫は室内飼い」が当たり前になって数十年。ケージに(一時的に)入れるのも、ごく普通のことになってきているのかもしれない。 前置きが長くなったが、そういうわけで、うちでもケージを使うことに決めた。 しかしケージを置く場所がない。そこそこ大きいものでないと猫が可哀想だし。それに、市販のケージは見た目がどうしても好きになれない。 そこで、クローゼットの一部を猫用ケージに改造することにした。材料はすでにある。ココノンを家に入れたときの猫部屋の扉や、コムギを入れたときのサークル。 クローゼットは近ごろ扉の動きが悪く、開け閉めしづらくなり、さらには締まりが悪いため猫に侵入されてしまうから、どのみち扉を外してカーテンか何かに換えようと思っていた。外したクローゼットの扉も材料だ。 こつこつ作業すること3日。ウォークインケージ「コムギちゃんのおうち」が完成! では、ルンちゃんと一緒に見学してみましょう。 正面の扉から入ります 二段目は猫ベッド 奥にはニャンモックスペースもございます。 三段目はすのこ 垂直方向の支えとなっているのは寝室のクローゼットから外して持ってきた扉。 もう一度全体像を眺めてみましょう コムギ用のケージだけどルナがすっかり気に入ってしまった。なお、天袋に猫が入るのを阻止するためのメッシュパネル部分は、この直後、ココによって破壊されました … (-_-; |