猫だより

ホームへ戻るバックナンバー


2004年2月12日

■マーボが夜型になってしまった

ここ2〜3日ちょっと寝不足だ。マーボが夜中に人を起こしに来るのだ。

マーボは夜、ふとんの上、足もとのあたりにのっかって寝ている。それが夜中に起き出して、人の頭のほうにのしのしと歩いてくる。気配に目を覚ますと、マーボがふとんの端にたたずんで人の顔を見下ろしている。窓越しの薄明かりの中で見るマーボの顔は「カップヌードル好きな宇宙人」そっくりだ。この状況はけっこうコワイ。

マーボは前足で人の顔をつつく。前足からはツメが出ていることもある。次にマーボは鼻先を人の顔に近づけてフンフンといい、人のあごにカプリと噛みつく。痛いので即座に追い払い顔を枕にうずめてマーボの爪や牙から保護するが、マーボは不屈の精神でカムバックして巧妙にふとんの中に潜り込み、人のパジャマの端を引っ掻き攻撃する。うっとうしいので寝室から追い出してふすまを閉めると、ニャーニャーニャーニャー騒いで大抗議だ。いつも私のほうが先に根負けする。

しかたなく1食分程度のエサをやる。マーボはいったんは満足するが、3時間ほどたつとまた上記の繰り返しだ。なぜこのようなことになってしまったのか。

昼寝しているときはおとなしくていい子である

マーボはうちに来たときおなかの調子が悪かった。お医者さんにもらった薬(整腸剤と抗生物質)でいったんは良くなったのだが、しばらくして再び軟らかウンPになってしまった。ときおり便に血までついている。食べ過ぎで腸が弱っているのかと思ったので、それまでは食べたいだけ食べさせていたけど、置きエサをいっさいやめて、食事を朝2回、夜2回に制限し、ドライフードの割合を減らしてカンヅメエサ中心にし、エサと一緒に整腸用のビオフェルミンを与えた。マーボは朝晩のエサをペロリとたいらげ、昼間はスヤスヤ眠って養生し、どうやらおなかの調子は良くなってきたようだ。しかしそれからというもの、夜中に起き出してエサを要求する猫になってしまった。何をどう間違えたのだろう。

日なたのかごの中ではおとなしくていい子である

そんなわけで作戦を練り直さなければ。うーん頭が痛い …。


前へホーム次へ
猫だよりバックナンバー