猫だより

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2004年4月29日

■最近のユズ

しばらく前の話。

はマーボを見ると「マーボはいい猫になったなあ!」と言って誉め称えるが、ユズを見ると「変な小動物」「へこき猫」「オナラ娘」などと言う。私はユズのために弁護しようとするのだが、ユズがオナラ娘であることはまぎれもない事実だ。とりあえず、ユズの鳴き声と歩く姿がかわいいことを指摘する。ひざから降ろそうとするとヒシとしがみついて降りたがらないところは、なつっこい性格を表している。長めの毛の手触りもなかなかだ。もっともしっぽの毛はボサボサだが。ユズの容貌についてはあえて言及しない。

そして今。

夫の目にも私の目にも、なんだかユズがかなりかわいく見えている。猫台に乗って斜め後ろを振り返ったのを見ると思わず「おっ見返り美人猫?」と思ってしまう。エサをもらおうとするとき、ニャキャーンと鳴いてしっぽをプルルルルと小刻みに震わすところなどたまらない。

ユズ自身が変貌をとげたということは別になく、あいかわらずの細目顔なので、我々の見る目が変わったのだろうか。猫というのは不思議な生き物だ。

丸めたビニールで遊ぶユズ


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