猫だより

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2004年4月27日

■飼い主を忘れる猫?

姉が遊びに来た。

すると、ユズが警戒して、押し入れの奥にもぐってしまった。ユズが彼女と会うのは2回目で、最初に会ったときはすぐなついていたのにな? しかしユズは我々夫婦が半日家を空けて戻ってきたときでさえ、「このヒトたち誰?」という顔をしてしばらく近寄ってこないので、数週間会わなかった人間を忘れるなどたやすいのかもしれない。

(参考)最初のときのなつきぶり

それにしてもなかなか出てこないので、夫が「ひも」を使ってユズを誘い出そうとするが、どうにかソロソロと出てきたユズは、なんと、私の顔を見るとサッと引っ込んでしまうではないか。ショック! 私(飼い主)と姉(よその人)との区別がつかなくなったのだろうか?(別に双子じゃないし、髪型も違うぞ) なんか最初にうちに来たときみたいだ。私の飼い主としての権威はボロボロだ。

ちなみにマーボは、ここぞとばかり、丸めたビニール袋を追いかけてめいっぱい一人分の遊びを遊んでいた。近ごろマーボはユズにお株を奪われていまいち「対おもちゃ」遊びのノリが悪かったけど、ユズが引っ込んだせいか、このときのマーボは昔のマーボに戻ったみたいだったな。

丸めたビニールが最近のお気に入り

姉が帰ってからも、ユズは私や夫の顔を見るとソソクサと物陰に隠れたりしていたが、徐々にいつものユズに戻ってきた。いまは私のひざの上に座ってンキャ、とか言って甘えている。猫の気持ちはよくわからん。

ひざの上では甘えん坊なのだが …


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