猫だより

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2005年4月10日

■ジャムが来た(その2)

どうも夫のブログと話題がかぶっているようだが(しかもあちらのほうが更新が早く、ネタばらしされまくりだが)、気にせず更新することにする。

ジャムは部屋にこもってしばらくすると、ガリガリガリガリ扉を引っ掻き始めた。外に出たいらしい。ドアを開けてやると、ジャムはさっそく出てきて玄関に向かう。真っ先に避難経路を確認するとは、まさに猫の鑑だ。

玄関の棚にのぼるジャム

この棚はマーボがいつものぼっては自慢げに「うなーん」と鳴いていた場所だ。ジャムが出てきたことに気づいて、マーボも玄関にやってきた。

マーボはジャムをにらんでいる

ジャムが棚から降りた

ジャムはマーボに向かって威嚇

マーボはジャムをにらんでいる

ジャムは興奮してフゥゥーー!とうなったり、口をパカッとあけてシャァァーーと言ったりして、もう敵意バリバリむきだしである。温厚なマーボにもついにはジャムの敵意が伝わったらしく、マーボもウ〜〜〜と低い声でうなりだした。おお、けっこう強そうだぞ、マーボ。

ジャムはマーボに近づくことができず、うなりながら反対方向に移動。するとその先にはユズが。ユズに気づいたジャムは口をパカッとあけてシャァァーーと言い、向きを変えて逆方向に引き返す(ユズは足がすくんで動けなかった模様)。するとジャムの向かう先には再びマーボが …。

というわけで、ジャムはもうどこに行っていいのかわからなくなってしまった。怒っているんだかおびえているんだか、とにかく興奮してしまってたいへんだ。うっかり手を出すと人間にも噛みつきそうな勢いだが、なんとかまた別室に入れて隔離。予想を上回る猫嫌いぶりに我々もちょっとあっけにとられている。

つづく


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