猫だより

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2007年4月9日

■もぐり込むマーボ

思えばマーボはチビのころから人間の服の中にもぐり込むのが好きだった。

うちに来たころのマーボ

こんなふうに、しょっちゅうのフリースの中に入りたがったものだ。おまえはカンガルーの赤ちゃんか。

今ではマーボは体重が当時の4倍にも増え、服の中にはそうそう入れないので、人間の寝ている布団にもぐり込んで満足するようだ。マーボが布団に入ってきて人間にくっつきポカポカになる様子はたいそう愛らしい。

が、マーボはいかに大きくなったとはいえ、人間の服にもぐり込むことも、決してあきらめたわけではなかったのだ!

ソファでうたた寝する夫の上着にもぐり込んだマーボ

人間が(夫であれ私であれ)ソファでうたた寝していると、マーボはがぜん服の中にもぐり込みたくなるらしい。飛び乗って、前足でガガガと掘る仕草をして潜入口を探し、首尾よく上着の裾に入り口を見つけると、そのままガガガと掘りながら服の中にもぐって、襟口からちょっと顔をのぞかせ、そのまま落ち着いて、人間と一緒に寝てしまうのだ。

服の中でうとうとするマーボ

要するに、体重が6キロ近くになったにもかかわらず、マーボはいまだに赤ちゃんなんですな。


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