猫だより

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2007年9月12日

■マーボの甘えん坊

うちの猫たちは甘えん坊だ。しかし同じ甘えん坊でも、ユズは完全に実利優先であり、毛をすいてもらうとか、ごはんをもらうとかいう確固とした目的があって甘えるのに対し、マーボは単純に甘えたいから甘えている、という感じのことが多い。

テレビを見る人間たちの目の前のテーブルで寝そべるマーボ

マーボは、ソファに座るのひざの上でふみふみ運動をすることがある。私がその場に近づくと、ピョーンと飛んで逃げていく。どういうわけかマーボは、夫に甘えているところを私に見られたくないようだ。これは我々にとって以前からの謎の1つになっている。

マーボはまた、自分に対する人間の愛情をときどき確認したくなるらしい。

たとえば人間2人が仕事部屋にいるとき、マーボは廊下に出て部屋から3メートルくらい離れ、そこで「なーん、なぁーん」と鳴き始める。放っておくといつまでも鳴いている。人間がついに「なんだよマーボ〜」と言って立ち上がるまで鳴き続けるのだ。人間が歩み寄り、マーボの頭の中にその都度設定されているらしい愛情の境界線を越えてマーボに近づくと、マーボは「なあーん!」とひときわ大きな声で鳴いて人間に駆け寄り、ねんねんねんと足もとで甘えるというわけだ。

ねんねんと甘えるマーボの例

しっぽをからませ足もとで甘えるマーボはとても愛らしい。なんなん鳴き続けるマーボはちょっとうるさいけどな。


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