猫だより

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2007年10月11日

■上下猫

あるとき、お約束猫のマーボが観葉植物用のかごに入った。

かごに入るマーボ

空のかごをちょっと放置しておくと、こうなのである。マーボは空であるスペースを、自分で充填せずにはいられないのだ。

かごでまったりするマーボ

なんだか五右衛門風呂に浸かっているみたいだな。

ところで、マーボの下にある小テーブルに注目してほしい。テーブルの下の入り口のような部分から猫のしっぽのようなものが覗いている。というか、まさしくこれは猫のしっぽであり、ユズである。マボ兄さんが上のかごに入ったので、後をつけてきたユズがそのままここに頭を突っ込んだというわけだ。

しかし本来、このスペースに猫は滅多に入らない。

これはしばらく前に、底の抜けた藤かごと使われていない折りたたみテーブルを組み合わせて、私が作ったものだ。「猫やぐら」と命名した。だがこの名前に反して、猫が入ることはほとんどない。せいぜい、マーボとの追いかけっこに飽きたユズが最後に逃げ込む場所としてたまに使うくらいである。今回猫が入っているのはけっこう珍しいことなのだ。

段ボール箱になら頼まなくても入るのに …

猫たちは段ボールが大好きで、段ボール箱がどういう形であれ置いてあれば、必ず入る(あるいは、上に乗る)。猫やぐらと形状は似たような感じなのに、いったい何が違うのだろうか …。


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