猫だより

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2008年5月1日

■新しい爪とぎと猫台

以前にも書いたように、我が家のあちこちの壁やドア枠には猫の爪あとが痛々しく刻まれている。このたび猫トイレ付近の壁もボロボロになってきたので、新しい段ボール爪とぎを作って設置してみた。

この爪とぎはどうですか? マーボ君

なんて言うかほんとにおまえはお約束猫だな

リビングのテーブル横の段ボール爪とぎもボロボロになってきて、さすがに審美的にどうかと思ったので、麻ひもバージョンに変えてみた。

麻ひもでリニューアル

とぎ心地は段ボールほどではないようで、いまひとつ猫には人気がない。

猫思いの私は、さらなるサービス精神を発揮して、猫台を新たに設置した。

猫台に乗るユズ

なぜこの台を作ったかというと、ユズが後ろの棚の上に乗れなくて可哀想だったからだ。マーボは横の電子ピアノからジャンプして棚に乗れるのだが、ユズにはそれができないのである。マボ兄さんのそばに行きたいユズは、一度、がんばって電子ピアノから上にジャンプした。しかし、薄型本棚の上でエアコン取り付け部分の出っ張りを避けきれず、そのままひゅぅぅぅぅーーと落下して、下に置いてあった電気ストーブにぶつかりそこなった。それ以来ユズは、再び飛び乗る勇気が出せないのである。

下の棒にロープがぐるぐる巻かれているのは何のため?

猫がよじ登れるようにするためです

というわけで、私の猫に対する奉仕精神にはまったくあきれるばかりだが、それに対する猫の返礼と言えば、せいぜい、棚上から文庫本のしおり紐にちょっかいを出し、本を床に落っことすくらいなものだ。でもしかたないよ、猫だもの。


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