猫だより

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2014年11月21日

■最近の反省すべき事例2件

マーボとユズは我々夫婦が初めて飼った猫で、私たちは2匹を通じて猫についていろいろと学んだ。そして今私たちは、高齢な猫の飼い主になるという初めての局面を迎えている。マーボは現在(たぶん)ちょうど11歳。ユズも(たぶん)まもなく11歳。これまでとは違ったこともあれこれ起きるかもしれない …。

すでに2件、ケア不行き届きの失敗事例が発生している。猫も、年をとるとセルフお手入れが行き届かなくなってくるようなのだ。飼い主がそれに気づいていなかった。以下、反省もこめてレポート。

  1. マーボの前足の親指のツメが肉球に食い込んでしまった

マーボの前足の親指のツメが伸びすぎて、くるんと丸まった先端が肉球にガッチリ刺さっていた。が寝ているマーボの肉球をムニムニしていて「ん?」と気づいたのだ。別に痛そうにしているとか、歩きにくそうにしている様子はなかったのだが …。

夫に剪定バサミでこのツメの中ほどをバキバキ切ってもらい、刺さった部分をどうにか除去。猫用の爪切りはこの場合、サイズ的にも形状的にもぜんぜん使えない。今後はこんなことがないように気をつけないとならないが、もしものためにニッパーは買っておかなくては。

気づいてよかった …。ごめんマーボ!

  1. ユズの下腹部の毛が絡まってフェルト玉になってしまった

しばらく前からユズが何かぎこちない歩き方をしていた。足をにぎにぎ触って調べたが、(右後ろ足の付け根に数年前からある脂肪の塊みたいなのを別にすれば)特に変な感触も、痛がる様子もないし、なんだろうと思っていたところ、あるときユズを抱き上げてウリウリかわいがっていた夫が、ユズのおなかの下のほうに何かあることに気づいた。

いつのまにか、かなり強力な毛の固まりができていたのだ。1日3回はユズの毛をすく私なのに、不覚にも気づかなかった(-_-;)

ここに周囲の毛がどんどん巻き込まれて、皮膚が引っ張られるような状態になっていたので、歩きにくかったのだろう。

強力に固まったフェルト状の毛玉を周辺からハサミで少しずつ切る→ブラッシング、を繰り返し、2日かけて除去。でもその部分がハゲてしまいましたね …。

フェルト玉はとれたが一部ハゲてしまった

今後はこうやってちゃんとお股を開いて、間の部分も丁寧にブラッシングしないといけないな。ちょっとはしたない感じだけど。


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