猫だより

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2015年7月4日

■チャッピー、自信を失う

日照不足のせいかなかなか芝が根付かない猫庭の一部のエリアに、あきらめてタイルを敷いた。土が露出していると、チャッピーが掘り返してしまうので …。


マーボには気に入ってもらえたようだ。

さて常日頃からなわばり意識が高く、猫庭での見張りにいつも余念がないチャッピー。フェンスぎわを端から端まで歩き回って、「プゥゥー!(ここはプーのなわばりだよ!)」と大威張りだ。しかしあるとき事件が起こった。

チャッピーが何かビクビクしながら、猫庭の一角を見つめているのだ。ものすごく腰が引けている。

ヘビでも出たのだろうか、と思った。実は猫庭には、この春以降すでに2回もヤマカガシが入り込んでいる。ヤマカガシはおとなしいが、毒があるので、猫を猫庭に出すときはいちおうヤマカガシがいないかチェックしている。猫たちはヤマカガシを見ておびえたことはないから、もっと大きいアオダイショウでもいたのかな。

周辺をひととおり見回ったが、ヘビも、ほかの生き物も、特に見当たらない。

しかしチャッピーの緊張は止まらない。ブルブルふるえてすらいるようだ。

そこでさらに探してみると、いたいた!

コキアの風よけの裏側に小さな生き物

カナヘビだ。チャッピーが凝視している裏側にいた。チャッピーはこれが怖かったのだろうか …?

信じ難いが、状況から見て、チャッピーをビビらせたのはこのカナヘビらしい。

それから3日ほど、チャッピーは使命である見張りもろくにできず、ちょっとの物音にも飛び上がって驚くくらいおびえていた。いったいカナヘビが何をしたのだろう …。

1週間ほどして、ほぼ立ち直ったチャッピー

不可解な出来事だった。カナヘビとか、むしろ猫の獲物だよね?


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