猫だより

ホームへ戻るバックナンバー


2018年2月3日

■猫を2匹預かりました

今、うちには新しく2匹の猫(どちらも雌、推定1歳半くらい)が来ている。

先月末、猫の会のパネル展の片付けをしに行ったときのこと。近くで、猫の会による恒例の譲渡会が行われていた。ただしこの日は通常の譲渡会でなく、時間枠を拡大した緊急譲渡会。多頭飼育崩壊→大量遺棄が発生したのだという。

猫たちの毛色や年齢その他の状況からするとなかなか難しいように思われたが、それでも数匹は里親が決まったのだと、猫の会の方は喜んでいた。しかし里親が決まらない猫たちについては、真冬だけど、猫の会にもキャパがないため不妊手術後リリースするしかない、という話だった。

と話し合って、2匹預かることに決めた。

ミーコを助けることができなかったので、せめて、という気持ちもあった。それにうちには猫のための場所がたくさんあった。チャッピーとルナだけでは、その一部しか埋まらないのだ。

ただ、我々夫婦はもともと出来た飼い主ではなく、このところの経過で飼い主としての能力にさらに疑問符がついた感じだった。それでとりあえず、里親ではなく「預かる」という形にしてもらった。

猫たちは不妊手術の翌日、うちに来た。リビングの奥の荷物部屋を片付けておいたので、そこに入ってもらった。

荷物部屋の引き戸を開放し、代わりに柵を設置

これは、荷物部屋に暖房設備がないので、暖かいリビングと空間を共有するため。あと、リビング←→荷物部屋間で猫たちをお互いに慣らすため。屋外用の安い杉材を買ってきて製作した。ネジ代も含め2千円弱。

柵の向こうを覗き込むチャッピー

荷物部屋居住の猫たちは、術後すぐであるにもかかわらず、ものすごい食欲を示した。チャッピーやルナの食べる2〜3倍の量を軽くたいらげるのを、私たちは目を丸くして眺めていた。聞けば、多頭飼育だと食べられるときにたくさん食べる、という習慣がつくらしい。まあ、こういう状況で元気に食べられるっていうのはいいことだよね。

※猫の会のほうでは今回、最終的に1匹もリリースせずにすんだそうです(猫の会のブログ記事より)。

おまけ写真:先住猫たち。

チャッピーの頭を押さえつけた上でチャッピーのにおいを嗅ぐルナ

ストーブの前にお行儀よく座るルナ

預かり猫たちとは部屋を分けているせいか、2匹ともほぼ通常の生活を送っている。


前へホーム次へ
猫だよりバックナンバー