猫だより

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2018年2月10日

■猫部屋の柵を扉に改造

預かり猫たちは引き続き荷物部屋で暮らしている。いまだに人間に対してはときどき「シャッ!」と言うが、猫に対してはフレンドリーだ。チャッピーと柵越しに見つめ合って、「ニャアン、ニャアン」とか言っている。チャッピーも「プニャー、プニャー」とお返事をしている。

猫たちの相性は問題ないだろう。でも今回は慎重を期して、1ヶ月後に預かり猫たちの猫白血病の検査をするまで部屋を分けておく。

実のところ、猫の保護会のほうで不妊手術時にすでにこの検査はしていて、2匹とも猫エイズ/白血病は陰性だった。しかし同じ多頭飼育の出身と見られる猫の1匹に猫白血病の陽性反応が出たらしい。感染のタイミングがわからないので、念のため1ヶ月待って再検査したほうがいいとのことだった。

で、預かり猫たちの部屋の入り口に柵を立てかけていたわけだが、このたびそれを扉に改造。

柵を扉に改造して、荷物部屋の入り口を二重扉化

部屋への出入りがだいぶ楽になった。

リビングから見たところ

扉の上部はこんな感じ

猫は柵をよじ登れないだろうとたかをくくっていたが、けっこう上のほうまでよじ登っているところが数回目撃されたので、上部もこのようにふさいだ。

猫部屋の中から見たところ

我ながらなかなかの出来映えだと思う。しかし預かりさんを恒久的にやるのに非常に適した家になってしまった感じがしてちょっとヤバい。

猫白血病についてもう少し。

実は、チャッピーは猫エイズ/白血病の検査をしていない。ミーコもしていなかった。というのも、生後数ヶ月の子猫はこの検査をしても結果の信頼性が低い、という話だし、「健康そうに見える子猫はまず猫白血病ではない」と、昔マーボをもらったときに聞いていた(猫エイズについては、血を見るケンカでもしない限りうつらないらしいからもともと特に心配はしていない)。

チャッピーの実家は完全室内飼い。ミーコは兄弟たちと一緒に箱に入れられて捨てられていたそうだ。どちらも兄弟含め健康そうだったから、別に心配しなかった。

ルナは、生後半年を過ぎてからうちに来たので、猫の会のほうで検査をしていた。猫エイズ/白血病とも陰性。

さらに過去。マーボとユズも、それぞれ不妊手術時に検査して、両方陰性だった。マーボは小学校の前で拾われ、里親募集に出された猫。ユズは猫の大家族出身。マーボもユズも、子猫のころちょっと体が弱かった。特にユズに関しては、もらい受けに行ったとき、実家の猫たちの何匹かが風邪っぽい症状を示していて、ボランティアの人たちが薬を飲ませに来ていた。ユズ自身も不健康そうな子猫だった。

それでも子猫がバタバタ死ぬという状況ではなかったようなので、まあ猫白血病ではあるまいと楽観視してユズをもらってきたが、獣医さんには睨まれてしまった。

そんな感じでわりとルーズだったかもしれない我々夫婦。今回も、可能性は薄いと思ってそれほど心配はしていない。でも念のためだ。

1ヶ月たって問題なく猫たちが一緒になれますように。


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