猫だより

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2020年3月24日

■多頭飼いとオシッコ問題

最近、不適切なオシッコ事案が増えている。

なぜだろう。理由が思い当たらない。なみえちゃんを里子に出して以降、それまでしゅんとしていた猫たちものびのびできるようになり、ストレスは減ったはずだと思う。なのに、ここにきてなぜ?

そして、犯猫は不明。たぶんココだと思うが、いまだ現場を押さえることができていない。

粗相の場所は、もうあちこちだ。「んっ? オシッコくさい …?」と気づいて臭いの元を探すと、いつのまにか、掛け布団とか、出窓の端とか、私の作業机の下とか、プリンタ台とか、あるいは電子ピアノの上に、オシッコ痕ができているのだ。

危ない場所には新聞紙を敷くなどして対処するが、限界がある。こないだはカーテン2箇所にスプレー痕を見つけて、家中のカーテンを洗った。今日は長座布団にされていた。次はどこにされるだろう。こうやって日々、オシッコ痕を探し回らなければならないのかと思うと、気が滅入る。

ベッドの横の台。翌日着る服を置いておきたいが、それは危険

こうやって掛けておかないと、服にオシッコされる可能性がある

何が問題なのだろう。近ごろ、ココは人間にブラッシングしてもらうととても気持ちがいいということに気づいたらしく、人間に甘えるようになってきた。

椅子をシェアするココと私

ココがこうやって人間陣営に入ってしまったので、取り残されたノンノが恨みがましい目で私を見ている。ような気がする。

ということはどうでもよくて、問題は、ココが人間に甘えるのを快く思わない猫がいることだ。ココを可愛がっていると、必ずと言っていいほどルナが邪魔しに来るのである。

ココを追い払って毛をすいてもらうルナ

最初はココが毛をすいてもらっていたのに、ルナが割り込み、ココを襲うので、ココは逃げてしまった。

次はコムギがルナを追い払って毛をすいてもらう

コムギもやはり割り込んできて、ココやルナを追い払う。コムギは毛をすいてもらうのがそんなに好きじゃないくせに。

人間は空いているほうの手で、ココが襲われるのを防ごうとするが、ココは「自分が人間に甘える→他猫に襲われる」と思い込んでしまったのか、ルナやコムギが近寄ってきただけで逃げてしまうのだ。

こういったあれこれが、粗相につながっていたりしないかな? ココは単独飼い向きの猫なのかもしれないなあ。


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