猫だより

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2022年4月25日

■猫たちの食生活

猫たちはだいぶ前からノンノ中心の食生活だ。ノンノのおなかの調子を改善しようと、「このフードはどうだろう…?」と買ってきては試し、それを他猫がどんなに喜んで食べたとしても、ノンノに合っていなそうだったら家の中ではもう出さない。外猫のもみじやみつまめに与える。

家猫たちのお食事模様

その結果、内猫と外猫で食餌の逆格差現象みたいなのが発生したりもした。もみじやみつまめは、いつもよりちょっとお高めなフードを喜んで食べていた。

もみじ&みつまめお昼寝中

普段めったに来ないマメ子まで、その時期には頻繁に現れたものだ。

マメ子(写真はのツイッターから拝借)

鶏むね肉を与えるようにしてから、ノンノの産出物の質は多少なりとも改善したように思う。何よりノンノがものすごく喜ぶので、たぶん彼女の体にもいいのだろう。

私の感触だけど、鶏肉は猫にとってどちらかというと便が硬くなる方向に進むように思う。以前預かっていたなみえちゃん。鶏ささみが大好きだったが、あるとき便秘になって苦しんで以降、ささみをまったく食べなくなった。外猫のマメ子も、ささみが大好きだったが、あるときを境にまったく食べなくなった。便秘か何かわからないが、体調に異変があったのか。

猫にも、自分にとって何が良いか、ある程度わかるはずだと信じている。

しかしこんなノンノ中心の食生活で、他猫たちに不満はないのか …?

まず、チャッピーはどうだろう。チャッピーは牛乳をもらえれば、それでゴキゲンな猫だ。毎朝キッチンにやってきて、憧れの眼差しでキュッと飼い主を見つめるのは、牛乳がお目当て。このチャッピーのかわいさときたらもう。

チャッピー&ノンノ、オン・ザ・風呂フタ(写真は夫のツイッターから拝借)

ちなみに「猫に牛乳を与えてはいけない」と巷で言われていることは私も知っている。でもチャッピーはおなかを壊したことがないし、それなら別にいいのだろうと思っている。すごく喜ぶし。

ココは、シーバデュオに目がない。ココが自分から飼い主にエサをねだることは決してないが、飼い主がシーバデュオを取り出すと、どこにいてもなぜか感知して速攻現れ、他猫を押しのけて食べる。チャッピーの5倍くらいのスピードで食べる。なお、ココのあの太めの体型を見ても、食生活に不満があるとは思えない。

ノンノ&ココ猫草かじり中

ルナはノンノ同様、鶏肉を喜んで食べている。しかし彼女は(自称)お嬢様なので、茹でたてでないとお気に召さないようだ。ルナがいちばん好きなのは、ちゅーる。でもめったに出してもらえない。その点は不満かもしれない。

最後はコムギ。コムギは飼い主に何か出してもらえば何でもうれしいらしい。それなりに好き嫌いはあると思うのだが、よくわからない。とにかく落ち着きのない猫で、ものすごくねだるわりに、出されたものをちょっと食べるともう別のことが気になるようで、すぐどこかに行ってしまう。鶏むね肉の効果はコムギには見られない。あいかわらずの軟便。コムギの場合はエサの内容より、与え方の問題かもしれない。ちまちま食べるスタイルが良くないのかも。飼い主が猫からの圧力に屈せず、強い意志でごはんタイムを厳格に管理すべきなんだろうけど、なかなか難しいんだよね。


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