猫だより

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2023年8月2日

■もみじ口内炎その後

もみじを病院に連れていって、ステロイドの2回目の注射を打ってもらった。

もみじ

前回からまだ1ヶ月たっていなかったので、ちょっと早すぎたかもしれない。でももみじは晩ごはんタイムに来なくなったし、人間がお皿を持っていっても逃げてしまって食べないし、ちゅーるからさえ逃げる。時折「ギャッ」と叫ぶ。心配なので病院に連れていった。

先生の見立てでは、毛艶もいいし、体重も問題になるほど減っていない。口の中も、ステロイドの効果が残っているのか、そんなに酷くない。やっぱり早すぎたかな。

で、1回目はてきめんに効果が現れたステロイドだが、2回目はこれといって変化が見られなかった。もみじはやっぱり晩ごはんタイムに来ないし、人間がお皿を持っていくと逃げてしまう。実際に口の中が痛いのか、痛みの記憶におびえているのか、よくわからない。

もみじが痛みの出所をどう認識しているのかもわからない。ごはんを食べると何者かに突然攻撃を受ける、と思い込んでいるのかもしれない。だから、他猫や人間がいる場所では食べない。そういう素振りも感じられたので、しばらく前からカリカリを置きエサとして常時出しっぱなしにしていた。体重が維持されているということは、もみじはそれなりに食べているのだろうか。かえってストレスになってもいけないので、もみじにあんまり構わないことにした。

スヤスヤチャッピー&もみじ

猫の口内炎について、先生の話をさらに聞いたり、ネットで検索したりした。猫の口内炎というのは、人間の口内炎と違って、基本的に治らないのだそうだ。

で、どうなるかというと、ざっとこんな感じっぽい。

A. 特に治療しない
→ 痛くて何も食べられなくなり、衰弱して死ぬ
B. 定期的にステロイドを投与(複数の種類と投与方法あり)
→ そのまま寿命を全う
→ 糖尿病その他の副作用が出て、最悪死ぬ
→ ステロイドが効かなくなる(→ AまたはCへ)
C. 抜歯(部分的、または全抜歯)
→ 痛みが消え、通常の猫ライフに戻ることができる
→ 痛みが消えない(→ AまたはBへ …?)

検索した限りでは抜歯がいちばん有効らしいが、先生はそんなに急がなくていいと言っていた。もみじの様子を見ながら考えているところだ。

2回目のステロイドが見た目あんまり効かなかったことに落胆して、ネットであれこれ調べた。猫の口内炎は「はちみつ」や、「きえーるペット用」という商品で改善されることもあるという。現在、とりあえずはちみつを試している。

もみじに与えるついでに、みつまめにもはちみつを舐めさせることにした。外見上では、もみじの口まわりはキレイ。パッと見で口内炎があるようには見えない。一方みつまめは口のまわりにしょっちゅう黒いカスが付いていて、よだれも多め、ニオイもちょっとアレなので、どちらかというとみつまめが口内炎を抱えていてもおかしくない感じだが、こちらはどこも痛くないらしい。まあでも、そういう口の状態が改善されればいいと思って。

そんなわけで、しばらく様子を見ますよ。


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