猫だより

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2023年8月8日

■ノンノ天袋への道

筋金入りの家庭内野良ノンノ。

部屋の隅の狭いところに収まったノンノ(別名ニョロちゃん)

「人間の手の届かない世界へ行きたい」という強い気持ちの表れだろうか、我が家でノンノだけが到達できる場所がある。クローゼットの天袋だ。

天袋、ワイヤーネットの向こうに入り込んだノンノ

下にあるのは昨年私が苦労して製作したウォークインケージ「コムギちゃんの木のおうち」。しかしコムギのスプレー抑制計画は頓挫したため、この場所は猫の総合就寝センターとなった。まあ、今の季節は、暑いからあんまり利用されてないけどね。

で、この上の天袋に猫が入らないようにワイヤーネットで厳重にガードしたつもりだったが、ノンノは入ってしまう。うちでいちばん身軽なルナでも、ジャンプ力のあるココチャンでもなく、ノンノだけが入る。入りたいという強い気持ちのほかにも、ノンノにはたぶん、腕力および体重の軽さという適正があるのだろう。

ノンノがどうやって天袋に到達するのかは、以下のとおり。(写真がブレブレですみません)

まず、扉のてっぺんに駆け上がる

ここまではターッと一瞬だ。

前足でワイヤーをつかみ、力技で横移動

ルナにはここまでの腕力はない。ココチャンは腕力はありそうだが、何しろ重いのでね。重みで持ちこたえられないのだろう。

後ろ足でもワイヤーをつかみ、さらに横移動

奥のハンガーにかけてあるのは、コムギのスプレーを受け止めるためのペットシーツ。見苦しくてすみません。

ワイヤーネットの端に到達

最後のひと頑張り! グッとよじ登って天袋へ

こうしてしばし、天袋の奥に閉じこもる。冬なら布団袋の上で気の済むまで寝ている。

以上、ノンノの身体的特性と執念のなせる技、でした。

ちなみにルナはルナで、自分だけの場所を見つけた。

縦長本棚のてっぺんで眠るルナ

本棚の横に私がサーキュレーター置き場を作ったため、以前と違ってルナがスムーズに上り下りできるようになった。ここに上れるのはルナだけ。自分だけのお気に入りの場所っていいよねえ。


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