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夫の留守中、彼の椅子が、ユズのお気に入りの寝場所となっている。 夫の椅子の上で寝るユズ スヤスヤと気持ちが良さそうだ ユズがよくここで寝ているのは、夫が時折主張するように「ユズはほんとはオレのことが大好き」だからというわけではなく、人間の臀部を包み込むように曲線的に設計されたこの椅子のフォルムが、おそらく彼女の嗜好にマッチするのだろう。おまけに背もたれとひじかけで3方向からガードされており、昼寝時の安心感もそこそこ得られるという優れものだ。 一方マーボは、夫の仕事机のサイドテーブル下で寝ていることが多いが、昼寝場所の新規開拓を試みることもある。これにはたいてい、迷惑行為が伴う。 棚の上のすき間に入り込んだマーボ 狭い場所に無理矢理入っている マーボはここに入り込むために、本を1冊床に蹴落としている。自分の場所をつくるためなら、邪魔な存在は床に落とすことも厭わないマーボなのだ。 マーボ「何か文句でも？」 この場所はかつてマーボの場所だったはずなので、マーボとしては自分の既得権を主張したいのかもしれない。あるいは単に、すき間を見ると入らずにはいれらない習性がなさしめる行動なのか。いずれにしても迷惑だ。頼むからルーターとか落っことさないでよね …。 |
