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ルナはスマートでクールで気まぐれなので、そのままでいけばよく話に聞くような「神秘的な雌猫」になりそうなものだが、そうはなっていない。というのも、これら3つの神秘的な属性すべてを、「ヘンテコ」という別の属性が覆い隠しているからだ。 おもちゃ大好き ルナは行動も面白いが、それ以前にまず柄が変。というかユニークだ。前から見るとよくわからないので、後ろから見てみよう。 外を見張るチャッピー隊長とルナ小隊長 もう見慣れたけど、ルナの「後ろもハチワレ」と、「腰巻きみたいな下半身の黒っぽい部分」はけっこう変。特に腰巻き模様は、肩と背中の真っ白い部分との対比で、女の人が着物を半分はだけたみたいな、妙ななまめかしさを醸し出している。でも、色っぽいと言うよりはやっぱり変。 ルナの後ろ姿の写真をもう1つ。 アマガエルを狙うルナとミーコ このアマガエルはルナが持ち込んだ。ルナはよく猫庭でアマガエルや蛾をつかまえては、生きたまま持ち込む。そして室内に放し、追い回すのだ。 ちなみに小動物がいない冬の間は、猫庭にたくさんある小石のうちの1つを、大事そうにくわえてきては室内で転がしていた。何のへんてつもない小石のどこがルナにとって特別なんだろう、と思って面白く見ていたものだ。今思えばアマガエルの代わりだったのかな。 のぼり棒の上のルナ 歯のあたりをカシュカシュと木にこすりつけてウットリしているようだ。 などと、いろいろ書いたが、ルナのヘンテコさ加減の1割も伝えられていないような気がする。でもまあ今回はこのへんで。 |
