2018年5月2日
我が家の歴代の猫たちのうち、誕生日がわかっているのはチャッピーだけ。あとはわからない。それでもマーボ、ユズ、ミーコ、ルナまでは、ほんの数ヶ月の子猫の頃にうちに来たり、保護会に保護されたりしていたので、だいたいの年齢はわかっていた。ズレていたとしてもせいぜい1ヶ月程度だろう。 しかしココとノンノ、そしてコムギは、年齢がよくわからない。1〜2歳? もしかして3歳?? と、推定年齢に幅がある。ココとノンノは同じ家の出身らしい。姉妹かもしれないし、そうでないかもしれない。 あるいは母娘ということもありうる。ノンノはときどきココのお乳を吸っている。まあ、親子でなくてもそういうことはあるのかもしれないが、それにしても2匹の行動を見ていると、ココよりノンノのほうが幼いように思える。 ココに比べてノンノが人間になつかないのは、世代の違いかもしれない。崩壊した多頭飼育の家で、ココの世代までは猫と人間の接触がそれなりに多かったけど、ノンノの頃にはほぼ猫だけの生活になっていたのではないだろうか。 ノンノとコムギは無邪気におもちゃを追いかけて遊ぶので、「チーム赤ちゃん」と呼ばれている。私たちはこの2匹が同年代ではないかと思っている。 動物病院の先生の話では、コムギは体は小さいが、歯や骨の形成状態からして大人の猫だということだった。ただ睾丸の発達具合や、マーキング行動をしていないことから考えて、それほど成熟した雄でもないらしい。 まあ、だいたい1歳前後と見ていいのかな …。 などといろいろ考えてみたところで、歴代の猫たちの年齢のまとめ:
コムギは、年齢に加えて出自もわからない。生まれてから約1年の間をどうやって生きてきたのか、コムギに聞いても答えてもらえないし、想像するしかない。これだけ人馴れしているのだから、可愛がられていたのだろう。それがなぜ放浪することになったのか。 放浪していたコムギがうちに来た理由について、コムギ自ら歩いてきた以外の可能性を思いついた。 ひどい状態でうろついていたコムギに出会ってしまった誰か、たぶん、動物を自宅に連れ帰ると叱られてしまう子供か誰かが、うちの庭先にコムギを置いていったのかもしれない。 なにしろうちは、窓際や猫庭に複数の猫を(結果的に)展示しているような家なので、ここならなんとかするだろうと思われた可能性がある。 まあ、わかんないけどね。 そんなわけで出自も経緯も謎に包まれたコムギ。しかし本猫にはミステリアスな影も何もなく、無邪気に食べて遊ぶお子様な猫だ。 現在最も食いしん坊な(推定)最年少組の2匹 |