2019年7月6日
タムタムは2回めのワクチンも無事終了して、休養中。トライアルの予定も決まっている。 元気に遊ぶタムタム ワクチンは、まあ、そうそう変なことにはならないのだろうけど、いつも心配してしまう。タムタムはワクチン後、またちょっと声がかすれてしまった。 10数年前、マーボが1歳のとき、ワクチン接種後、帰宅してから具合が悪くなったことがあった。
当時は我々もあまりよくわかっていなくて、「病院で無理矢理注射されたことによる極度のストレス」みたいに認識していた。あれはいわゆるアナフィラキシーショックだったのではないか、という疑いを抱いたのは、ずっとあとになってからだった。 1歳当時のマーボ(&ユズ) こうしたショック状態はよくあることなのだろうか? 猫の会の方と、動物病院のいつもの先生に聞いてみた。 猫の会の方は、一度も見たことがないと言った(ムーンフェイスは何回かあるそうだ)。動物病院の先生も、(犬は2回ほど見たが)猫はないそうだ。 年中ワクチンを打っている猫の会の方や獣医さんが見たことがないのなら、もう本当にめったにないのだろう。猫の会の方によれば、ワクチンにも製造元がいろいろあって、問題を起こしがちなワクチンはだんだん使われなくなっていくはずだとのこと。 なので総合的に見れば、ワクチンはそんなに危険ではない、と …。 獣医さんの話では、ワクチン後、発熱や元気消失、呼吸が荒い、などは、よくあることで、それほど心配はいらないそうだ。でも飼い主にすればやっぱり心配だ。ミーコのときはだいぶ心配してしまった。 子猫のころのミーコちゃん マーボの話に戻ると、マーボは自力でショック状態から回復した。飼い主はおろおろ見ていただけだった。動かすとマズイと思ったし、そもそも病院で受けた精神的ショックのせいでこうなったと思ったから、病院に引き返すことは考えなかった。(当時の)病院には報告していない。マーボは回復したし証拠もないので後からいちゃもんをつけたみたいに思われるのも嫌だったし、以後マーボは病気らしい病気をしなかったから、それきり約10年間、病院には一度も行かなかった。ワクチンも打たずじまい。 10歳ちょっと前のころのマーボ タムタムは里子に出すので、きっちりワクチンを打った。猫の会を通して里親募集をさせてもらっているので、そういうところはちゃんとしなければならない。 タムタムはやっぱりクルミちゃんの血縁かな? 3種混合と言っても、ヘルペスやカリシにはそんなに有効ではないらしいから、ワクチンの中心的な目的はパルボ(猫汎白血球減少症、昔は「猫ジステンパー」と言いました)を防ぐことだ。保護活動をしている人たちは、パルボには本当に神経を使う。パルボは感染力が強く、感染すると子猫は嘔吐や下痢の症状を出して多くが死んでしまう。 それでもパルボの危険性は、室内飼いをしている一般の飼い主にとっては、たぶんそんなに実感はないかもしれない。獣医さんも最近はあまり見かけなくなったと言っていた。 ただ、発生すると悲惨。ワクチンを打っていない多頭飼いだと、ひとたびウイルスが入り込んだら次々猫が発症するから、成猫なら命を落とさないまでもかなり可哀想な状況になるそうだ(獣医さん談)。 パルボとワクチン、どっちが怖いか。「そりゃパルボでしょ!」って、きっとみんな言うよね …。 |