2023年4月25日
ノンノにフロントラインプラスを適用しようとここ10日ほどチャンスをうかがっていたが、結局失敗した。毛にちょっと付いたか?くらいで逃げられた。ノンノ以外の6匹は難なく済んだのだけど、やっぱり最難関のノンノでつまづいた。 なにしろノンノは、寝ていても、フロントラインを開封するため先っぽをペキッと折った音で目を覚ましてこっちを睨むし、その後仮止めしたセロテープを剥がした音でも目を覚ましてこっちを睨むし、気づかれないよう離れた場所で開封しても近寄ったら気配に気づいて目を覚ましてこっちを睨む。 飼い主がノンノに向かって手を伸ばしただけでシャーと威嚇 こうなるともう無理。部屋中追い回して網で捕獲し押さえつけてまで適用する気力はないから、あきらめた。いやー、立派な家庭内野良に育ってくれましたね! あきらめた、と言えば、猫に関しては他にもあきらめたことがある。感染症に対してクリーンな状態に保つのはあきらめた。 ここで言う感染症は猫エイズと猫白血病を指す。みつまめともみじを家に入れたとき、この2匹については猫エイズ/白血病の検査をしていない。 猫庭男子4匹 猫エイズ/白血病が陰性であっても陽性であっても、うちで飼うしかないと思ったからだ。検査して、もし陽性だったら、「先住にうつると困るのでうちでは飼えません。だれか飼ってください」とでも言うのか。あるいは陽性猫を隔離して生活させるのか。はたまた他猫たちに猫エイズ/白血病を含む混合ワクチンを定期的に打つのか。 そもそも、猫エイズは穏やかに暮らしていればめったにうつらないし(ケンカの咬み傷からうつるらしい)、キャリアになっても生きている間に発症するとも限らない。猫白血病はもっとずっとうつりやすいが、成猫なら感染しても8割がた克服できて、キャリアにもならないと言われている。(猫エイズは発症したらまず助からないし、猫白血病は子猫だと死亡率が高く、いったん治ってもキャリアになって、長くても5年くらいしか生きられないから、それぞれ怖い病気ではある。) いちご畑で眠るもみじ。「いちご姫」と呼ばれている リスクをゼロにしたいのは山々だけど、上記2種類の病気だけがリスクではないし、猫を7匹抱え込んだ時点でもういろいろと「あきらめた」。3種混合ワクチンも打ちに行っていない。猫風邪(ヘルペスやカリシ)にはあんまり効果ないらしいし、パルボは怖いかもしれないが成猫ならまず死ぬことはないだろう。 猫たちの楽しい夕食タイム 猫飼いに求められる昨今の高い基準に照らし合わせれば、こんな私は「猫を飼う資格なし」ってことになるのかもな。まあ、7匹が天寿を全うするまで、飼い主は健康に活動できる状態を保てるようにがんばりますよ。 |