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猫たちは私がこの「猫だより」に何か書いたとたん、その書かれた同じ行動をとらなくなることがある。たとえば以前「再びスポンジとユズ」でマーボがユズにエサを取られ放題、と書いたが、最近のマーボはユズに夕ご飯を横取りされまいとしてがんばっているのである。これはおそらく、マーボのメル友であるチャトラ猫が「猫だより」を読み、「やいマーボ、お前オンナにメシ横取りされてるんだってなwwwww」とかいうメールをマーボに送って寄こしたので、マーボのプライドが傷ついたのだろう。そんな楽しい想像を膨らませている今日この頃です。 さてうちでは猫エサエリアに猫用飲み水もあわせて置いているが、マーボは、それ以外の場所で水を飲みたがることが多い。 キッチンカウンターの上で猫用飲み水を飲むマーボ この場所に水を用意しておくと、マーボは猫エサエリアの水でなくこちらの水ばかりを飲む。おそらく、（人間に怒られるのが怖くてキッチンカウンターに乗れない）ユズに対する優越感を思うさま味わっているのだろう。 洗面所で人間の手から水をもらうマーボ 人間が歯磨きのために洗面所に行くと、マーボもやってきて、水がほしいと訴える。容器に水を入れて置いてやっても飲まず、人間の手から飲みたがるのだ。おそらく、人間手ずから飲ませてもらうことで、自分は（ユズと違って）特別な存在であることを認識できるのだろう。 そんなわけで、マーボはなかなかプライドの高い猫なのではないかと思う。でもときどきユズに勝てないんだよね …。 |
