猫だより

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2015年11月1日

■その後のマーボとチャッピー

マーボとチャッピーの様子は、見たところぜんぜん変わらない。

マーボが何をどう感じていたのかはわからない。ユズが亡くなる前、マーボはずっとユズのそばにいた。キッチンにユズがいると缶詰が出てくる、というこれまでの明らかな傾向があったので、あるいはその流れでユズの近くにいただけかもしれない。ユズが息をひきとったときも、マーボはユズのすぐ横にいた。ただ、ユズには背を向けていた。

動かなくなったユズを別室に移し、きれいに拭いて、毛並みを整えた。ユズはまるで眠っているみたいだった。

男子猫たちはユズがいなくなったことに気づいていないように見えた。

チャッピーは一度、飼い主の様子がおかしいことに気づいて動揺し、駆け寄ってきて、私の顔を舐めようとした。

でもその後はいたって普段どおり。チャッピーは「プー!」と言って部屋中を駆け回り、マーボは食べ物にしか関心がないといった感じだ。

くっついて眠るマーボとチャッピー

仲良さげに見えるかもしれないが、そうでもない

やっぱりマーボにはチャッピー、チャッピーにはマーボがいるので、それで気がまぎれているのかな。決して仲は良くないんだけど …。


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