猫だより

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2015年11月8日

■ユズの思い出

ユズの写真をアルバムに貼ろうと思って、以前見つけたバックアップボリュームの中身を眺めていた。それで思ったのだが、

ユズはもしかして、けっこう、というかかなり、かわいい猫だったのでは …。

子猫の頃のユズは、有り体に言って、みすぼらしい猫だった。当時マーボが通っていた動物病院に、初めてユズを連れて行ったとき、獣医の先生に非難の目を向けられたことを思い出す。「先住の健康なマーボ君のところにこんな不健康そうな猫を連れてくるとは、なんという考えなしの飼い主。マーボ君に変な病気がうつったらどうするんだ!」

たしかにユズは、見るからに不健康そうで(検査では特に何も引っ掛からなかったが)、子猫なのに、顔も驚くほどかわいくなかった。

それが1年、2年、3年 … と経ち、「?」「…?」「……???」と、見ている間に、だんだんかわいくなってきたのだ。

6歳の頃のユズ

ユズはこういう優しい目をしていた。

あどけない顔のユズ

おもちゃを見上げるユズ

雄のマーボほどではないが、ユズもわりと体格のいい猫だった。でも最後の数ヶ月はすっかり小さくなってしまって …。それだけ、ユズは最後まで、よくがんばってくれたのだと思う。


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