猫だより

ホームへ戻るバックナンバー


2018年2月25日

■預かり猫たちのプロフィール

預かった猫は、茶トラとサビ猫。小柄な猫を選んだ。小さいほうがチャッピーに脅威を与えにくいと思ったもので。

先月末の譲渡会のとき。は一目で茶トラが気に入った。私は、猫を預かるなら1匹でなく2匹のほうが(同じ家の出身らしいし)猫も安心できるのではないかと考え、サビ猫のうちの1匹を追加することを提案した。サビ猫は引き取り手がなかなか見つからないだろう、という気持ちもあった。

夫は「黒っぽい猫はピンと来ない」などと言っていたが、預かって3日目くらいには「サビ猫もいいもんだな」と言い出した。そんなことだろうと思ってた。

サビ猫のココ

茶トラのノンノ

預かってすぐの頃、2匹のうち1匹、たぶんココが、おしっこをぜんぜんしていないのではないかと思い、ずいぶん気を揉んだ。しかし気づけば、座布団の上にしていたのだった。その後はすぐトイレを覚えた。

ココはまた、マーボを思い出させるようなぐずり声で、よく鳴く。特にうちに来たその夜はほとんど夜どおし鳴いていて、どこか悪いんじゃないか、痛いんじゃないか、と気を揉んだ。

もっとも避妊手術は非常に手際良くなされたものであるらしく、2匹とも手術跡を気にする様子は皆無だった。そしてものすごい勢いでエサを食べる。ココが鳴くのは、環境が激変した、仲間がいない。そんな理由だろうか。あるいはあれだけ食べてなお食べ足りないとか。

2匹とも人間に対して警戒心を抱いていたが、食べ物に対する執着心も強かった。ココは食べ物への執着心が勝り、ごはんタイムには迷うことなくエサに食らいついた。ノンノは「人間怖い」と「食べたい」の気持ちが入り交じり、「シャッ!」と怒ったり「ニャアン」とねだったりで忙しかった。「シャッ!」がなくなるのに2週間くらいはかかったかな。

2月半ばごろのココノン。不信に満ちた目つきw

このまま部屋を分けているといつまでたっても人間に馴染まないのではないかと思い、数日前から、夜の1〜2時間ほど猫部屋の扉を開放し、猫と人間の交流タイムを設けている。その様子は次回。

窓辺の椅子の上でくつろぐココノン(昨日)


前へホーム次へ
猫だよりバックナンバー