猫だより

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2005年4月17日

■ジャムとユズマボ・その後のようす

ジャムルームに隔離されたジャムはあいかわらず、扉をカリカリカリカリ引っ掻いている。いろいろ面倒になってきたので、近ごろでは我々の外出時以外、ジャムルームのドアを開けっ放しにしておくことにした。

一室にこもっていられないジャムはいずれ部屋から出てきて歩き回るので、そのうちマーボやユズにバッタリ会うことになる。

ジャムはウゥゥーと威嚇

最初のころほど激しくはないものの、ジャムはどうしても威嚇をやめない。写真ではジャムの背中の毛が逆立っているのがわかるだろうか。

ユズは無言でジャムを見ている

ユズは、ジャムが近づきすぎたらシャッと言って警告するが、正直どうでもいいと思っているらしい。

マーボは緊張しながらジャムを見ている

マーボは、これまでさんざん威嚇されたのをジャムの宣戦布告と受け取っており、いつかとっちめてやろうと思っているらしい。

しかしこれまでのところ本当にケンカになることはなかった。実際ユズやマーボは、ジャムに接触すらしていないと思う。というのも、ジャムの周囲1.5メートル以内に接近すると、ジャムの必殺悲鳴「ミギャーーー!!!」をお見舞いされるからだ(もっともどちらかというと、ジャムがマーボ/ユズに気づかず接近し、間近で突然気づいて勝手に驚き「ミギャーー」となることが多いのだが)。あの大音量で耳障りな叫び声は、一種の武器だな。

ジャムがどんなにうなり声をあげても結局飛びかかってはこないことを、ユズはお見通しのようである。

うなるジャムの前で横になってみせるユズ

ユズはあの日恐怖を克服してからというもの、ずいぶん余裕が出てきた。あるいはこれは、やり合う気はないということを知らせるユズのやり方なのかもしれない。ユズは猫の大家族の中で育ったから、たぶん、猫どうしのコミュニケーションというものを心得ているのだろう。ジャムにはあんまり、伝わっていないようだが …。


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