実家を処分した件(2024/04/09) この実家に私は中学高校の5年間住んでいました。きょうだいは5人で、そのうち2人は10代で家出、1人は10代半ばで追い出されたも同然。今にして思えば、あまりまっとうな家庭ではなかったかもしれません。いちばん下の弟は20歳すぎに亡くなりました。おそらく自殺だったと思います。
昨年、もう一人の弟が実家で孤独死しました。彼は若い頃につまづいた後、人生を立て直すことができませんでした。人付き合いもなく、近隣の方の通報で見つかったようです。 実家はもう何年も前から相当に傷んでいて、両親は他所へ移っていました。この家はどのみち解体するしかない、であれば特殊清掃は不要と考え、身内の中に他に対応できそうな人間がいなかったため、私が行って掃除と片付けをすることにしました。夫にも同行してもらいましたが、部屋の掃除は私一人でやりました。ホームセンターで使い捨てのツナギ(数百円の簡易なものです)を買い、丈夫な業務用ビニール袋、殺虫剤などを用意。靴や靴下は、自分の古いものを着用し、作業後に処分しました。 弟の所有物は驚くほど少なく(両親が残していったもののほうが多かったくらいです)、2日ほどで、室内のものはほぼ分別できました。 この実家を処分するにあたっては、近隣の方の親切に本当に助けられました。 掃除をしているときに声をかけられました。相手からすればもちろん、空き家をいいかげんな状態で放置されては困る、という気持ちもあったでしょうが、それ以上に皆さん親切で、よくしていただきました。おかげで土地を引き取ってくれる方も見つかり、家も、お金をかけて解体せずにすみました。何でも地目等の関係で、解体して更地にしてしまうともう家を建てられなくなるか、建てられたとしても手続きが非常にややこしくなるのだそうです。 いろいろ終わってほっとしています。関係者の皆さんに感謝します。 |
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